名称 Zag 　ザグ隕石　　タイプ Ordiary chodrite (H3-Ｈ6)発見地 Wester Sahara or Morocco　　落下日時 Fell 1998 August 4 or 5　　状態 スライス　モロッコ落下したザグ隕石です。この隕石は、１９９８年にモロッコ周辺の山岳地帯で目撃され、現地の人々により収集された。何よりもこの隕石の有名な所は、隕石内部より岩塩結晶（Ｈａｌｉｔｅ）が発見されたことである。この事は、隕石母天体で熱水活動があった事を意味しており、角礫岩隕石であることから、その母天体の地表近くに存在し、その熱水の影響を受けた物と考えられている。岩塩結晶が発見された部分は、黒っぽい部分に０．４ｍｍ程のものが見つかったが、大きい物は全体に存在しているわけではなく部分的に確認されていて、多くは、100ミクロン以下の結晶で含有しているものとされている。また、隕石の場所によってはＨ３－６と不均一な面を持っているので、それぞれのカット面の見え方が違います。しかしながら、ショックペイントが面と成り表面に出ている物もあり、隕石としては、これだけでも珍しい標本である。こちらの標本は、ショックペイントが外周の一部についているタイプに成ります。この様に岩塩を含有している隕石は、これで２個目、と数が少ないレアな隕石で、コレクションされている方にはお勧めの隕石標本です。(２０１０年時点)出品物は　Ｚａｇ　隕石、　ガラス付きケース、ネームプレート（紙）です。#隕石#天文#鉱物#天体望遠鏡#化石#ガンダム#ザク